Pages

2010年12月7日火曜日

「心にとどく英語」(マーク・ピーターセン)を読みました

今度はちゃんと、マーク・ピーターセンの本です(笑)

心にとどく英語 (岩波新書)心にとどく英語 (岩波新書)
マーク ピーターセン Mark Petersen

岩波書店 1999-03-19
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る by G-Tools

マーク・ピーターセンの本といえば、日本人がおかしやすい英語の間違いを解説した「日本人の英語」などが有名ですね。

この「心にとどく英語 (岩波新書)」は、「ローマの休日」「雨に唄えば」などの有名な映画のせりふを題材として、日本人がうまく表現することのできない英語の微妙なニュアンスをどう伝えるか、ということを解説しています。

日本人の英語」は特に文法にフォーカスしていて少し難しい部分もありましたが、それに比べると非常にとっつきやすく、気軽に読むことが出来る本になっています。
題材も映画のせりふという、いわゆる「生きた英語」なので、どのような場面でどんな表現が出てくるのかという「ネイティブの言語感覚」を簡単に理解することができるようになっています。
読みやすいからといって内容も初心者向けかというとそうでもなく、なかなか高度な内容も含んでいて非常に読み応えがあります。

2010年12月3日金曜日

NASAのPodcastで宇宙と英語のお勉強

ちょうど、NASAがリンの代わりにヒ素を代謝に使う細胞を発見した、というニュースが話題になっているので、これに乗じて(?)NASAのPodcastをご紹介してみます。

NASA Podcast
http://www.nasa.gov/multimedia/podcasting/index.html

私が購読しているのはビデオキャストの方ですが、これがなかなかおすすめです。
以前にも書いたように、私が英語のPodcastを選ぶ決め手は「聞き取りやすい、内容が面白くて時間が短い」ということなのですが、NASAのポッドキャストはこの条件にぴったり合っています。

NASAということで、専門用語ばりばりで難しいんじゃないかというイメージをもたれるかもしれませんが、このポッドキャストは一般向けっぽい内容で、英語もそれほど難しくありません。もちろんナチュラルスピードの英語なので聞き取りは簡単ではないですが、それでもわりとゆっくりめのペースで話していると思います。

内容はNASAのこれまでの業績を紹介するものが多いですが、中には宇宙に関する豆知識を解説してくれる回もあり、なかなかバラエティーに富んでいます。3~4日に1回更新され、週1回、「This week @NASA」という、その週にNASAで起こったことを紹介する回があります。
毎回のエピソードも数分程度と短く、ちょっとした隙間時間に視聴するにはぴったりです。

英語の勉強に最適か?と言われるとちょっとあれなのですが、ニュースや語学系のPodcastだけでは飽きてしまう方にはおすすめです。