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2010年11月18日木曜日

英語の勉強、少し停滞中・・・

仕事が忙しくて、2週間ほど英語の勉強をサボっていました。
Skypeもほとんど起動せずにいたので、コンタクトリストにいる人たちにも忘れ去られているかも・・・。

Skypeで言語交換(Language Exchange)をしている人たちはみんな積極的で、ほぼ毎日ログインしています。私は毎日英語でチャットするのが面倒なのでログイン頻度はそれほど高くありませんが、頑張っているほかの人たちを見ると、こうやって頑張っている人が最終的に高い語学能力を身につけるんだろうなあと感じますね。
私ももっと頑張らなくては・・・。

2010年11月7日日曜日

AnimeとAnimationとCartoon

先日、英語圏の日本語学習者の方とSkypeをしていた時のこと。こんな会話になりました。

相手「Anime好きですか?」
私「ええ、Animation映画は好きです」
相手「Animationではなくて、Animeのことです。日本のアニメ」

どうも彼らは「Anime」と「Animation」とを確実に区別していて、Animeは日本のアニメ、Animationはそれ以外のアニメ、という分類になっているようです。
日本語では、アニメは単に「アニメーション」の短縮形という感じだと思うので、ちょっと驚きました。

ところで、日本語の「アニメ」に相当する英単語では「cartoon」というものもあります。これは風刺画やマンガの意味もありますが、アニメーションの意味もあります。
英語版Wikipediaによれば、「Animation」はアニメーションという表現全般を指すのに対し、「cartoon」は、擬人化された動物・スーパーヒーロー・子供の冒険などを描いたTV番組や短編映画を指すということです。

While "animation" designates any style of illustrated images seen in rapid succession to give the impression of movement, the word "cartoon" is most often used in reference to TV programs and short films for children featuring anthropomorphized animals, superheroes, the adventures of child protagonists and related genres.
Cartoon - Wikipedia, the free encyclopedia

ちょっとややこしいですが、英語圏での日本語学習者には日本のアニメファンの方がとても多いので、間違えずに使い分けが出来るようになりたいですね。

2010年11月4日木曜日

"not in Kansas anymore"はどういう意味?

英ガーディアン紙による旅行ランキング、海外の都市部門で東京が1位に選ばれました!
私は東京に住んでいますが、正直どの辺が魅力的なのかよく分かりません。でも、いい評価をされるのはとても喜ばしいものですね。

さて、この発表と同時に、東京の魅力について書かれている記事も掲載されていたので読んでみたのですが、その文中に見慣れない表現を見つけました。

Nothing will convince you more quickly that you're not in Kansas (or Hampstead) any more, and the sushi you can try nearby will tell you you're not at Wagamama either.
Big in Japan: why Tokyo is top

分からなかったのは"you're not in Kansas"という表現なのですが、これ、オズの魔法使いの"Toto, I've a feeling we're not in Kansas anymore."という台詞から来ているそうです。
ドロシーがオズの国に着き、自分がもう慣れ親しんだ土地(カンザス)にいるのではないと気づいた時の台詞ですが、それが慣用句的に使われているようです。

Wiktionaryにこの表現についての解説がありました。これによると、「もはや、穏やかで安心できる環境にはいない」ということを表現するようですね。

(idiomatic, colloquial, US) No longer in quiet and comfortable surroundings
As soon as I walked into that party I thought, "I'm not in Kansas anymore."

not in Kansas anymore - Wiktionary

ガーディアンがこの表現をいいニュアンスで使っているのか、悪いニュアンスで使っているのかはよく分かりませんが、きっと褒められていると考えておくことにします。
ちなみに「Wagamama」は有名な日本料理店らしいです。オフィシャルサイトを見ると、欧米各国に支店があるみたいですね。

2010年11月3日水曜日

「日本人のための英語術」(ピーター・フランクル)を読みました

ピーター・フランクル著の「日本人のための英語術」(岩波新書)を読みました。
白状すると、実はマーク・ピーターセン氏と間違えて買いました! どちらも「ピーター」「日本人」「英語」「岩波新書・赤」だし・・・。というのは言い訳ですね。ちょっと自分の早とちりが恥ずかしいです。



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ピーター・フランクル氏はハンガリー生まれの数学者・大道芸人。母語はハンガリー語ですが、さまざまな言語に精通し、英語も日本語もできるという方です。
ピーター氏が世界のさまざまな国に赴いて仕事をされた時の経験もまじえて、英語(外国語)を使った実践的な会話術やコミュニケーションのアドバイスが書かれています。
また、数学者という肩書きも生かし、アナグラムを使った単語ゲームなど、ユニークな勉強方法も提示されています。

なかなか面白いなあ、と思ったのが、「英語で日記を書く」というセクションです。
このセクションでは、英語で日記を毎日つけることを薦めているのですが、この勉強の進め方が面白いのです。

まず、日記の付け始めの時点では「電報調」で書きます。

6:00a.m. Alarm. Eyes open. Sigh: morning again. Left eye close. Right eye close.

たとえ複雑な表現を知っていても、まずは単純な語句を並べてみることから始める、ということです。ポイントは、辞書を使わずに書くこと。もし知らない言葉があったら、英語としておかしくても知っている言葉を並べて語句を作ってみます。(たとえば、靴紐がほどけたなら「Shoe open」など)

その後、前置詞や複数形を入れ、語句の量も増やしてレベルを上げていきます。

6:00 a.m. Alarm sounds. Eyes open. Sigh: morning again. Left eye close. Right eye close. Sleep again.

ここでもポイントは短い文章を作ること。これも出来るようになったら、今度は形容詞を入れたり、二つの文をつなげたり、自分の心理状態を入れてみたりして長い文章を作っていくということです。

この「少しずつ高度な文章を作っていく」というやり方は、この後のセクション「ことわざで表現力を磨く」にも出てきます。

このほかにも、自己紹介のやり方や、上手に英語をしゃべれない・理解できない時に役立つ表現や会話方法なども紹介されています。文法の小難しい説明などはなく、全体的に初心者に向けて「どういう気持ちで英語と向き合うか」について書かれた本のように感じました。あまり難しく考えず、さらっと読める本です。

2010年11月1日月曜日

10月の英語学習の反省

10月も終わりましたので、今月の学習の反省をしてみます。。。

リスニング
とにかく、購読しているPodcastを聞きまくりました。あと時々映画のDVDなど。
自分では、8月ごろよりもかなり聞き取れるようになってきていると思いますが、実際はまだまだなのでしょうね。。。
夏までは「何語なのかよくわからない呪文の中から時折知っている英単語が聞こえるような気がする」という程度でしたが、今月になってようやく「この呪文は英語らしい」ということが分かってきたという感じでしょうか。
11月はもっとリスニング力を伸ばしたいので、Podcastの他にも、生の会話に近くて、比較的聞き取りやすいアニメやドラマにも挑戦してみたいと思います。ひとまずピクサーやディズニーのアニメで見たことのないものをかたっぱしから見てみようかな。

リーディング
リーディングは、定期的にニュース記事を読んだり、アメリカの女の子が書いているファッション関連のブログなどを読んでいますが、読む量が足りてないです。読む速度は速くなってきていると思うのですが、もっと読まないと。

ライティング
ライティングはほとんど出来ませんでした。グラマーの勉強もぜんぜんしなかったので今月は進歩なしです・・・。

スピーキング(発音・会話)
オンライン英会話スクールの体験を受けてみたり、Skypeで海外の人と話したりと、9月以前よりは話す機会が出来ました。ただ、発音の勉強をすっかりさぼってしまったので、来月は発音もがんばります。

ボキャビル
これまで使っていたSmart.fmをいったん中止して、DUO 3.0でボキャビルを始めてみましたが、Section7くらいまでしか手をつけてません。あまり時間をかけるものでもないと思うので、11月はもっと時間を割いて集中的にボキャビルしたいです。


まとめ
10月はとにかくリスニング力を鍛えたかったので、学習時間のほとんどをリスニングにあてていました。結果、かなり聞き取れるようになってきたものの、他の学習がおろそかになってしまったのが反省点です。
英語で会話やチャットをする機会が増えてきたのですが、やはりとっさに単語が出なかったり、文章が構築できなかったりします。まずボキャブラリーを増やすこと、そして文章をすばやく作る力を鍛えなくてはいけないなと痛感してます。

11月の目標はまずDuoをがっつり反復して、少しでも使えるボキャブラリーを増やすこと。リーディングやリスニングのインプット量を増やすこと。ライティングは長文で複雑な文章よりもシンプルな短文をすばやく作れるようなトレーニングを目指すこと。あとせめて週に2~3回くらいは文法の本を開くこと。
ちょっと9月・10月だらだらしすぎたので、11月は気合を入れます!