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2011年12月28日水曜日

KEYEYE(オンライン英会話スクール) 体験レッスン感想

最近、英語学習といえばインプットばかりでアウトプットの練習をほとんどしていなかったので、久しぶりに、またオンライン英会話スクールの体験レッスンを受けてみました。
今回はKEYEYEというフィリピン系の英会話スクールです。

プライベートレッスンとグループレッスンがあり、それぞれ1レッスンは25分。
料金は、プライベートレッスンだと1レッスンあたり62円~100円で、契約コースによって料金が変わります。

料金
ブロンズコース・・・4,500円(25分×45回/1ヶ月)
シルバーコース・・・33,000円(25分×360回/6ヶ月)
ゴールドコース・・・63,800円(25分の授業×730回/1年)
プラチナコース・・・90,000円(25分の授業×1460回/1年)

レッスンの時間帯は24時間で、昼間から夜中までいつでも受けられます。深夜や早朝でも予約可能な講師がけっこういました。

体験レッスンは2回受けられるとサイト上には出ているのですが、どうも1回しか受けられないようです。
レッスンは、テキスト使用とフリートーク。レッスン予約時に使いたいテキストを選ぶことになります。
テキストはかなり豊富で…というか、豊富すぎてどのテキストがいいか選ぶのも一苦労、というくらいにあります。
正直、選ぶのがめんどくさかったので、フリートークのレッスンを選んでしまいました(笑)
講師はblessy先生。レッスンの10分前くらいにコンタクト追加申請がきて、きっちり時間通りにレッスンが始まりました。講師は、カメラなしで音声のみです。

私はいつもフリートークだと話につまってしまうので心配でしたが、講師は明るい感じの方で、どんどん話を振ってくれるので、話題に困るということはなかったです。文法や発音の間違いも、きちんと訂正してくれました。ただ、チャットボックスへのタイプは少なめでした。
話した内容はよくある自己紹介、英語をなぜ学んでいるのかとか、趣味についてとか、そんな感じです。いままで何回もこういう類の会話はしてきたはずなのですが、久しぶりすぎて、ところどころ言いたいことがなかなか英語で出てこなくて…。やっぱり、勉強さぼってたツケはでかいものですね…。
先生に、「話すのが得意じゃないんです。言いたいことが出てこなくて」と言ったら、先生も「うん、そうだね」という反応(笑) でも、根気よく付き合ってくれましたよ。
本当しゃべれなさすぎて、今回の講師が良い先生だったから、安心して(?)しどろもどろできましたが、もし厳しい先生だったらかなり辛かったかも。

最近自分でも気付いたのですが、私はどうも文法が弱いようで、とっさに文章を作ろうとするとただ単語を並べただけ、みたいになっちゃうんですよね。まさに片言英語…。もう少し基礎から文法もやり直さないとダメだなあ。

KEYEYE

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2011年12月6日火曜日

「翻訳夜話」(村上春樹・柴田元幸)を読みました

作家・翻訳家の村上春樹氏、そしてポール・オースターなど現代アメリカ文学の翻訳で知られる翻訳家・柴田元幸氏の共著「翻訳夜話」を読みました。

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東京大学教養学部、翻訳学校、6人の若手翻訳者たちと一緒に開催された、3回の翻訳フォーラムの内容を記録した本です。
翻訳家がどんなことを考え、どんなことに悩んで翻訳をしているのか、英語という日本語とは全く違う言語を翻訳するということの難しさと面白さが伝わってきます。
英語と日本語のセンテンスの区切り方の違い、日本語の小説にはないような表現(セリフのあとに "~~" he said. ってしょっちゅう入ることとか)をどう訳すか。一人称(I)を「私」「俺」「僕」のどれにするかをどうやって決めるか。英語独特のクリシェ(決まり文句)は意訳するべきか直訳するべきか。翻訳をする上で作家や作品の時代背景などをどれだけ考慮するか。フォーラムの参加者たちからの質問に答える形で、このような翻訳の現場での難問を、お二人がどのように解決して、どんなポリシーをもって翻訳しているかが語られていきます。

また「海彦山彦」という章では、レイモンド・カーヴァーの「Collectors」、ポール・オースターの「Auggie Wren's Christmas Story」を、柴田氏・村上氏が競訳したものが掲載されています。(巻末には2作品の原文も掲載されています。)
同じ英文を、柴田訳・村上訳の2パターンを読み比べてみると、翻訳フォーラムの中で語られた二人の翻訳家としての考え方の違い(そして共通点も)が、どのように実際の訳文に反映されているかが見えてきて非常に面白いです。

私は普段英語を聞く・読む・書く・話す、を中心に英語学習をしているので、「翻訳」についてはあまり熱心に考えたことがなかったのですが、翻訳という作業を通じて一つの作品にコミットしていく翻訳家という仕事の奥深さを垣間見れた気がします。

2011年12月3日土曜日

"kawaii"(かわいい)がOxfordの辞書に載っている

Oxfordの英語辞書に、なんと日本語のkawaii「かわいい」が載っているそうです!
日本文化好きの外国人の方が、youtubeのコメントとかで「kawaii」と書いているのを何度か見たことがありますが、いつの間にか、英語圏でも受け入れられている言葉になっていたんですね~。

面白いのはkawaiiは形容詞としてだけではなく、名詞としても使われているということです。

adjective
(in the context of Japanese popular culture) cute:
   she paints elephants that are extremely kawaii

noun
[mass noun]
the quality of being cute, or items that are cute:
  even in a cosmopolitan city like Tokyo, kawaii is everywhere

definition of kawaii from Oxford Dictionaries

形容詞:(日本の大衆文化と関連して)かわいい
(例)彼女の描くゾウちょーkawaii~
名詞:かわいさ、かわいいもの
(例)東京のような国際都市にも、いたるところにkawaiiがある

うーん、英語圏のひとたちが「kawaii」をこんな風に捉えているっていうのは面白いですね。

ちなみにオックスフォードに載っている日本語は他にもいろいろあります。
たとえば
tsunami(津波)
hikikomori(引きこもり)
karoshi(過労死)
karaoke(カラオケ)

あまり良い意味ではない単語もあるのが少し悲しいですが・・・
kawaiiは少なくともポジティブな意味で使われているっぽいので、良かった~

英語になった日本語英語になった日本語
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