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2010年11月4日木曜日

"not in Kansas anymore"はどういう意味?

英ガーディアン紙による旅行ランキング、海外の都市部門で東京が1位に選ばれました!
私は東京に住んでいますが、正直どの辺が魅力的なのかよく分かりません。でも、いい評価をされるのはとても喜ばしいものですね。

さて、この発表と同時に、東京の魅力について書かれている記事も掲載されていたので読んでみたのですが、その文中に見慣れない表現を見つけました。

Nothing will convince you more quickly that you're not in Kansas (or Hampstead) any more, and the sushi you can try nearby will tell you you're not at Wagamama either.
Big in Japan: why Tokyo is top

分からなかったのは"you're not in Kansas"という表現なのですが、これ、オズの魔法使いの"Toto, I've a feeling we're not in Kansas anymore."という台詞から来ているそうです。
ドロシーがオズの国に着き、自分がもう慣れ親しんだ土地(カンザス)にいるのではないと気づいた時の台詞ですが、それが慣用句的に使われているようです。

Wiktionaryにこの表現についての解説がありました。これによると、「もはや、穏やかで安心できる環境にはいない」ということを表現するようですね。

(idiomatic, colloquial, US) No longer in quiet and comfortable surroundings
As soon as I walked into that party I thought, "I'm not in Kansas anymore."

not in Kansas anymore - Wiktionary

ガーディアンがこの表現をいいニュアンスで使っているのか、悪いニュアンスで使っているのかはよく分かりませんが、きっと褒められていると考えておくことにします。
ちなみに「Wagamama」は有名な日本料理店らしいです。オフィシャルサイトを見ると、欧米各国に支店があるみたいですね。

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