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2010年10月18日月曜日

「英語が得意」はどれくらいのレベル?

この間、またSkypeで他の国の人とチャットをしていました。
今回は中国の方で、日本語を学んでいる方です。この人は英語も学んでいて、しかもかなり長い間勉強しているようでした。
そこで、何気なく「英語は得意ですか」と聞いてみたら、相手は少し悩んでから、こう返してきました。
「どれくらい出来れば、"得意"と言えるのでしょうか」

この返答を聞いて、私も、自分で聞いておきながら、答えに窮してしまいました。
英語で会話が流暢にできるなら、「得意」と言えるのではないか、と答えましたが、それもなんだかちょっと違うような気もして・・・。

TOEICで高い点数を取っていれば「得意」か? とすれば何点取っていれば「得意」なのか?
外資系の会社で働けるくらいであれば「得意」か?
難しい英語の本を読めれば「得意」? 論文が書ければ「得意」?

何をもってして英語の能力を測るのでしょう。

考えてみれば、私にも「外国人の日本語」を読んだり聞いたりする機会はたくさんあります。
そういうとき、「この人は上手い」「この人はまだあまり上手くない」とジャッジしているはずですが、その基準ってなんなんでしょう?
発音・文法・語彙・読解力・理解力などなど、いろいろな要素がありますが、それらをどう組み合わせて判断し、「上手だ」と言っているのか、自分でもあまりはっきりとしません。

自分の目指す英語のレベルは、ひとまず「英語で日常会話ができること」。ですが、どうすれば「自分は日常会話が問題なくできている」と判断できるのか・・・。
なんだか、考え込んでしまう出来事でした。

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