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2010年10月10日日曜日

TOEICで良い点を取れば報奨金 大和ハウス

少し前の話ですが、大和ハウスが全社員にTOEICを受験させて、高得点を取った社員には報奨金を出すというニュースを読みました。

報奨金は600点以上で3万円、700点以上は5万円を支給。800点以上だと語学学習費として上限10万円、900点以上だと海外旅行費として上限20万円を会社が負担する。950点以上は海外留学もできる。
TOEIC高得点に報奨金 大和ハウス、海外強化で

最近、いろいろな企業でこういった「英語力強化」の取り組みが流行っていますね。やはりブームの火付け役?は、社内公用語を英語化した楽天やユニクロでしょうか?

個人的には、ビジネスに英語力が必要なことは否定するまでもないことながら、社内の公用語を英語にするということにはちょっと疑問を感じています。公用語を英語にしてしまうと、全員が高いレベルで英語を身につけることを余儀なくされます。「全員が英語を話せなくてはいけない」というのは理想ではありますが、それでは効率が悪すぎるような気がします。

それよりも、この大和ハウスの取り組みのように、高得点保持者を重点的に教育する方がよっぽど効率的のように思えます。日本人が英語を身につけるのに2000~3000時間くらいかかるそうです。元から英語がヘタクソな社員が英語を身につけるまで数年「待ってやる」よりも、すでにある程度話せる者をピックアップして集中的に強化したほうが、海外展開もスムーズに進むのではないでしょうか。

何よりも、社員の側から見れば、高得点を取ればお金がもらえるというのはいいですね。英語学習って、今は昔よりもかなり安価にできるとはいえ、お金がかかるものですから・・・。

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